
ドラッグストアでも「この頭痛は大丈夫ですか?」と相談されることがあります。
頭痛は、頭部の血管や筋肉、神経が刺激されることで発生します。
※この記事は一般的な情報をまとめたものです。
症状が強い場合や不安がある場合は医療機関へ相談してください。
頭痛の原因は何か
主な原因は以下の3つです。
①筋肉の緊張(緊張型頭痛)
②血管の拡張(片頭痛)
③病気による二次性頭痛
多くの人が経験するのは①と②です。
頭痛の仕組み|なぜ痛みが出るのか
① 緊張型頭痛の仕組み
長時間のデスクワーク、ストレス、姿勢不良などにより
首・肩の筋肉が持続的に緊張します。
筋肉が硬くなると血流が悪くなり、疲労物質が蓄積し、神経を刺激します。
その結果、
・後頭部が締めつけられる
・重く鈍い痛みが続く
という症状が出ます。
これは「筋肉の問題」です。
② 片頭痛の仕組み
片頭痛は血管が関与します。
何らかのきっかけで脳の血管が急に拡張します。
血管が広がると周囲の神経が刺激され、炎症物質が放出されます。
その結果、
・ズキズキ脈打つ痛み
・光や音に敏感になる
・吐き気
が起こります。
これは「血管の反応」です。
頭痛の症状の違い
①緊張型頭痛の特徴
・軽〜中等度の痛み
・動いても悪化しにくい
・肩こりを伴いやすい
②片頭痛の特徴
・片側がズキズキすることが多い
・中〜強い痛み
・動くと悪化する
・光・音・においがつらい
・吐き気を伴うことがある
症状によって選ぶ成分も変わります。
緊張型頭痛にはイブプロフェン、
片頭痛で光や音への過敏がある時、または吐き気がある方は
アセトアミノフェンのほうが胃への負担が少なくおすすめです。
ただし
イブプロフェンやロキソプロフェンより鎮痛効果は緩やかです。
頭痛で受診が必要な目安
以下の場合は自己判断せず受診を検討してください。
・突然の激しい頭痛(今までで一番強い)
・発熱・しびれ・ろれつが回らない
・意識がぼんやりする
・頭を打った後の頭痛
・いつもと明らかに違う痛み
これらは**二次性頭痛(病気による頭痛)**の可能性があります。
市販薬を選ぶ前に知っておきたいこと
頭痛薬は主に以下の成分で作用します。
・イブプロフェン
・ロキソプロフェン
・アセトアミノフェン
これらは「痛みの原因物質の産生を抑える」作用があります。
ただし、
頭痛の種類と仕組みに合わない成分を選ぶと
十分な効果が得られないことがあります。
また頭痛の種類によってはカフェインの摂取や生活習慣が影響することもあります。
まずは「どの種類の頭痛か」を見極めることが重要です。
※以下は参考例です。体質や既往歴により使用できない場合があります。
購入前に成分・用法をご確認ください。
まとめ|頭痛は「種類」で考える
まとめ|頭痛は「種類」で考える
頭痛はひとつではありません。
・筋肉が原因なのか
・血管が原因なのか
・病気の可能性があるのか
ここを分けて考えることで、薬の選び方も、対処も変わります。
痛みを止める前に、まずは構造を知ることが第一歩です。
なお、頭痛の原因や仕組みについて詳しく知りたい方は、
こちらの記事でも解説しています。